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【ネット選挙】LINE、参院選後9党が撤退、登録料が高額のため  ネット選挙ドットコム 2013年8月26日

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10党中公明党を除く9党が撤退

7月の参院選でのネット選挙解禁を受けて、無料通話・メールアプリ「LINE(ライン)」は5月13日から各政党にLINE公式アカウントをモニターとして無料提供していた。しかし、8月15日より高額の利用料が必要となるため、アカウントを開設した10党のうち公明党を除く9党が撤退した。

【今後もLINEを継続する政党】
公明党(LINE ID: @komei)

【LINEから撤退した政党】
自民党(LINE ID:@jimin)
民主党(LINE ID:@minshu)
日本維新の会(LINE ID:@ jprestorationparty)
みんなの党(LINE ID:@yourparty)
生活の党(LINE ID:@seikatsu1pr)
日本共産党(LINE ID:@jcpline)
社会民主党(LINE ID: @sdp.japan)
みどりの風(LINE ID:@midorinokaze)
新党改革(LINE ID:@shintokaikaku )

失ったファンはおよそ38万人!?

ラインは不特定多数の利用者が情報を発信するツイッターやフェイスブックよりも誹謗中傷を避けられる利点があることから利用者を増やし、アカウントを開設していた10党が情報を受ける登録者「友だち」は延べ50万人に上っていた。

ラインの登録料は12週間あたり最低1000万円。ライン社によるとこれまではモニター調査の名目で無料提供していたが、同社が韓国資本のため今後も続ければ外国企業の寄付行為として政治資金規正法に触れる恐れがあるとのこと。

ライン社は、アカウント継続のための割安プランを各党に提案したが、それでも登録者数によって料金は高額になる。継続を続ける公明党は10党中登録数最多の約12万人。選挙期間中は計75回発信。街頭演説の時間や場所の告知を行い、非常に有効だったとしている。発信回数を月1回限定にするプランでも月額25万から30万円になるが、12万人とのつながりを重視し継続を決断した。

万単位の「ファン」を失った政党側からは「『政治割引』はできないのか」との声も漏れているようだ。



▼外部リンク

毎日新聞
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130822ddm005010149000c.html

LINE株式会社
http://linecorp.com/

提供:ネット選挙ドットコム

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