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[神戸市]市バスの平均乗車人数と停留所別の乗降人数データを公開 (2023/9/27 株式会社ぎょうせい

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※画像はイメージです

 神戸市(151万7600人)は、23年4月、市バス利用状況データサイト「mieruka(ミエルカ)」を公開した。市バスのICカードの“ 2タッチ化” により得られた乗降データを活用し、市バス1便ごとの各停留所間における利用客の乗車状況(一定区間の平均車内人数)や停留所別の乗降客数が分かるもの。この規模のデータ公開は全国で初めてという。

 神戸市バスでは、21年3月より、ICカードを利用して乗車する際に、利用客に乗車時と降車時の2回、ICカードみ取り機にタッチしてもらうことにより、停留所別の乗降客数が正確に把握できるようになった。mierukaでは、それにより得られた乗降データが活用されている。

 市では、mierukaを活用することで、市バスの混み具合が分かるため、フレックス勤務など時差出勤の目安になり、より快適に市バスを利用できるようになるとしている。また、妊婦やベビーカー利用している人も、市バスの混雑の目安を確認することが可能になる。さらに、停留所ごとの乗降人数を市場調査や街の活性化に役立てることもできるという。

 YouTubeでmierukaの操作方法の解説動画を公開しており、市のWebサイトよりアクセスが可能となっている。

(月刊「ガバナンス」2023年8月号・DATA BANK 2023より抜粋)

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株式会社ぎょうせい
株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。