[江戸川区]男女共同参画視点の表現ガイドラインを策定  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トップ    >   記事    >   [江戸川区]男女共同参画視点の表現ガイドラインを策定

[江戸川区]男女共同参画視点の表現ガイドラインを策定 (2023/8/30 株式会社ぎょうせい

ダイバーシティ

※写真はイメージです

 東京都江戸川区(68万9700人)は、「男女共同参画の視点に立った表現ガイドライン」を策定した。区が発信する広報誌、パンフレット、ポスター、チラシ、刊行物、ホームページ、SNS、報告書などの原稿やイラスト、写真、映像、音声などすべての情報が対象で、「すべての人に等しく伝わるよう、様々な人をバランスよく表現する」「性別の固定的なイメージにとらわれず、画一的な表現にならないよう工夫する」「男女間を対等に表現する」「多様な性的指向・性自認の人の存在に配慮する」「慣習的に用いられてきた表現を、漠然とそのまま用いることがないようにする」「暴力を助長・連想させる表現や過度に性的な表現は行わないようにする」ことをポイントとしている。

 気をつけたい表現として「登場人物に偏りのある表現」「過度に男女を区別した画一的な表現」「性別によって異なる言葉」「目をひくだけの表現」「社会の多様性に配慮しない表現」「差別語、不快語」をあげ、男女共同参画の視点に立った表現においてカギを握る「アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)」について説明。

 作成した広報物などが適切で望ましい表現となっているかを確認できるチェックシートも掲載している。

(月刊「ガバナンス」2023年7月号・DATA BANK 2023より抜粋)

 

関連記事
[東京・江戸川区]108カ国語に対応したHP多言語化の運用を開始
「AIを活用したまちづくり」実証実験に関する連携協定を締結
岸田首相に最も注力してほしい政策は「こども・子育て」
[埼玉県]性の多様性に配慮した取組みを見える化する「アライチャレンジ企業登録制度」を開始
株式会社ぎょうせい
株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。