[神奈川・小田原市]農林業者とハンターのマッチング事業の協定を締結 (2022/3/23 株式会社ぎょうせい)
神奈川県小田原市(18万9400人)は、小田急電鉄と「鳥獣被害対策の推進に関する協定書」を締結した。豊かな自然や生物多様性の維持保全と暮らしやすいまちづくりの実現に向け、市内の山林での鳥獣被害対策として、同社が運営する農林業者とハンターのマッチング事業「ハンターバンク」を連携・協力して推進するのが目的。
ハンターバンクは、獣害対策や狩猟に興味関心があり、狩猟免許を取得したものの活躍の場を見つけられない若手ハンターなどに登録してもらい、獣害に困っている農林業者とマッチングするプラットフォームサービスで、地域課題(獣害)の解決と狩猟技術向上などの両立を図る取組み。市の協力の下、20年度から同社が市内で実証実験を行っており、協定に基づき本格実施する。
(月刊「ガバナンス」2022年2月号・DATA BANK2022)
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