[福井県]社会福祉施設感染症対策チームを創設 (2021/12/30 株式会社ぎょうせい)
福井県(78万100人)は、県独自に福祉施設等職員による「社会福祉施設感染症対策チーム」を創設し、オンラインで委嘱式を行った。福祉施設で新型コロナウイルス感染症が発生した場合、迅速な感染対策とともに、施設運営面で多発する課題に対応し、クラスター仕様として施設機能を維持していくのが同対策チームの役割。38施設57人が参加した。
県では引き続き介護サービス等職員を対象に、チーム員候補者を随時募集。チーム員に対し、平時は感染症発生時を想定した感染制御や施設運営に関する研修等を県で実施し、感染対応と施設マネジメントに長けた人材を育成。感染症発生時にはチームを感染症発生施設に迅速に派遣し、施設の感染制御や施設機能の維持支援などクラスター発生初動時の支援を行っていく。
(月刊「ガバナンス」2021年11月号・DATA BANK2021)
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