[福岡市]EVスクーターのシェアリングサービス事業の実証実験を実施 (2021/8/14 株式会社ぎょうせい)
福岡市(155万4200人)は、5月10日からEVスクーターのシェアリングサービス事業の実証実験を始めている。市と福岡地域戦略推進協議会が実施している「福岡市実証実験フルサポート事業」で採択されたプロジェクトで、市に本社がある(株)新出光が事業主体となり、環境負荷低減を目指す電動(EV)のスクーターバイクを短時間から借りられ、専用ポートでの乗り捨てが可能な新しいシェアリングサービスのテストマーケティングとして実施した。
実証実験では、九州大学の学生と教職員を対象に伊都キャンパスからJR九大学研都市駅までの移動手段としてEVスクーターを無償でレンタルし、サービス形成に向けた利用ニーズの収集や登録者数・利用回数・リピート率等のデータを収集する。実証実験は7月30日までの予定で、5月14日には同キャンパスのセンター5号館前にてデモンストレーションを行った。
(月刊「ガバナンス」2021年7月号・DATA BANK2021)
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