[埼玉・熊谷市]災害用備蓄食料を無料配付 (2019/5/23 株式会社ぎょうせい)
埼玉県熊谷市(19万8900人)は、賞味期限切れが近い災害用備蓄食料を、子育て支援や子ども食堂の運営、防災啓発を行う市民活動団体へ無料配付した。
同市は、災害用備蓄食料を12万食備蓄し、5年間の賞味期限が近い食料を毎年5分の1ずつ買い替えてきた。これまで賞味期限が近い備蓄食料は、地域の防災訓練などに活用してきたが、今回、19年6~7月に賞味期限を迎える備蓄用アルファ米の白飯50箱(2500食、アレルギー対応)、五目ごはん50箱(2500食、含小麦・大豆素材)を、1団体6箱(300食)を上限に配付した。転売禁止と賞味期限内での消費を条件としている。
(月刊「ガバナンス」2019年4月号・DATA BANK2019)
- 関連記事
- 備えていますか?非常食
- 猛暑期には「生活用水2L増やす!」災害時の水備蓄1日5Lを!
- 災害備蓄のマストアイテム~トイレに【湯桶】を活用しよう
- 「乳児用液体ミルク」は災害時と働き方改革の両方で期待
- [鳥取県]県職員災害応援隊にドローンチームを設置
- 株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。