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[北海道・函館市]「通訳サポーター」を発足 (2019/1/16 株式会社ぎょうせい

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※写真はイメージです

 北海道函館市(26万5500人)消防本部は、「通訳サポーター」を発足させ、11月1日に発足式を実施した。

 昨年12月に、市内で海外からの観光客を乗せたバスの事故が発生。その際、出動した消防隊や救急隊が乗客との意思疎通に時間を要し、消防活動に苦慮したことが発足のきっかけとなった。「通訳サポーター」は、災害時などにおいて、日本語での意思疎通を図ることが困難な外国人に対して通訳を行い、消防活動の円滑化を図る役割を担う。通訳を主な活動とする消防団は全国でも珍しい。外国人を含む8人が入団し、英語、中国語、韓国語などに対応する。

(月刊「ガバナンス」2018年12月号・DATA BANK2018)

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株式会社ぎょうせい
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