[大阪市]市職員採用試験受験申込時の性別記入欄廃止 (2018/8/25 株式会社ぎょうせい)
大阪市(269万1400人)は、市職員(事務行政、大学卒程度技術・社会福祉、社会人等技術、短大・高専卒程度技術)採用試験の受験申込時の性別記入欄を廃止した。
LGBTなどの性的少数者に配慮した取組みで、採用試験は性別にかかわらず受験者個々の能力を実証するものであり、能力実証に必要ない情報は取得すべきではないと判断した。
公的書類への記載や職場環境整備(ロッカーやトイレなど)、人事配置などの人事管理上の観点から、合格決定後に任命権者が改めて性別情報を収集することにしている。
(月刊「ガバナンス」2018年8月号・DATA BANK2018)
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