[千葉・八千代市]「災害種別一般図記号」を利用した案内板を整備 (2017/10/4 株式会社ぎょうせい)
千葉県八千代市(19万5200人)は、災害発生時における市民の円滑な避難誘導体制の構築を目的として、災害時の避難場所が何の災害に適した避難場所かを明確にするため、「災害種別一般図記号」を表示した避難場所誘導表示板(巻看板)、避難場所案内表示板の整備を進めている。
JISが規定した「災害種別一般図記号」には5種類あるが、同市が想定している災害として「洪水・内水氾濫」「崖崩れ・地滑り」「大規模な火事」の3種類の図記号を組み合わせ、避難場所が何の災害に適しているかを表示している。電柱に設置される巻看板については、19年度末までに既存巻看板の更新を含め293枚の設置を目指す。
(月刊「ガバナンス」2017年9月号・DATA BANK2017)
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