[埼玉県]高齢者安全運転推進員を派遣 (2017/2/22 株式会社ぎょうせい)
埼玉県(732万3400人)は、高齢ドライバーが原因となる交通事故を防止するため、高齢者安全運転推進員を派遣して講習会を実施している。派遣されるのは、運転免許技能試験官など専門的な経験、知識を持つ職員で、老人クラブや自治会などが開催する講習会に派遣する。
講習会では、高齢者の「事故にあわないための交通安全教育」だけでなく、「事故を起こさせないための交通安全教育」を行う。タブレット端末を使い認知機能の低下を体験するほか、ホンダ製のシミュレーター「動画KYT(危険予測トレーニング)」で、運転中の危険個所を早目に察知することの重要性を体験してもらう。
(月刊「ガバナンス」2017年2月号・DATA BANK2017)
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株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。
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