［山形・西川町］設計に入居者の希望を取り入れて町営住宅を建設 （2016/8/30 株式会社ぎょうせい）
山形県西川町（6000人）は、町営の一戸建て長期賃貸住宅の入居者を募集している。
町営住宅の建築前に入居者を募集し、設計に際して間取りや住宅の外観について入居者の希望を取り入れるもので、25年間は賃貸住宅として月々の家賃を支払い、25年間居住した入居者には土地と住宅を無償で譲渡する。
建築されるのは木造軸組み工法による2階建て以下の住宅で、延床面積は116平方メートル（約35坪）以下。敷金21万円で、家賃は月7万円となる。10月には入居者を決定し設計を始め、17年2月から建設を開始し、10月頃から入居を予定している。
（月刊「ガバナンス」2016年8月号・DATA BANK2016）
株式会社ぎょうせいは、1893年（明治26年）の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年（平成13年）に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。
- 関連記事
- 災害公営住宅に「交換と自給」のコミュニティモデルを
- UR賃貸で無許可民泊が横行。法的処置を含めた対策検討へ
- 国土交通省が低所得者向けに空き家を活用 家賃を一部補助へ
- 「少子高齢化」「空き家増加」「低金利」持ち家と賃貸はどちらが得か？
- これからの箱モノ建設のあり方について
