[福岡市]電力の一括調達を開始 (2016/7/12 株式会社ぎょうせい)
福岡市(148万6300人)は、電力小売全面自由化に伴い、電力の一括調達を始めた。複数の市有施設の電力供給を同一の事業者に一括契約する電力一括調達を試験的に導入し、電力調達コストを低減するのがねらい。
同市は、すでに自由化されている高圧施設を対象に競争入札や競争見積を実施しているが、低圧施設を含めての一括調達は政令市では初めてとなる。公民館施設(163施設)を8グループ、学校施設(213施設)を37グループに分けて、契約することにしている。
(月刊「ガバナンス」2016年6月号・DATA BANK2016)
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