[京都・長岡京市]クラウドファンディングで絵本を制作 (2015/8/13 株式会社ぎょうせい)
京都府長岡京市(8万300人)は、クラウドファンディングを活用して絵本を制作する。同市は、市内の保育所や小学校への出前授業を通して、子どもたちにエコの取組みやごみ問題など先進的な環境教育を目指している。14年には、大阪成蹊大学芸術学部と5種類の環境デジタル紙芝居を作成した。
今回制作する絵本は、協働で制作したデジタル紙芝居をもとにしたもので、「後片付けをしないと大変なことになる」「ごみを通して環境問題に関心を持ってもらいたい」というメッセージが込められている。
目標額を120万円として、クラウドファンディングで資金を調達して日本語と英語併記の絵本を制作し、市内の保育所や小学校に提供するほか、東南アジアの子どもたちに届ける予定だ。
(月刊「ガバナンス」2015年7月号・DATA BANK2015)
- 株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。