［石川県］危険ドラッグ規制条例を制定 （2014/12/16 株式会社ぎょうせい）
石川県（116万3100人）は、危険ドラッグを規制する「薬物の濫用の防止に関する条例」を制定した。
県内で危険ドラッグの製造工場が摘発されたことや、薬事法に基づく指定薬物として規制されるまで３か月程度の期間を要し、規制後も新たな薬物が流通する現状があることから制定したもの。「県薬物審査会」を設置し、県内において濫用され、または濫用されるおそれがあり、吸引により体内摂取した場合、健康被害を及ぼすと認められた物を知事指定薬物に指定できるようにした。
供給者側には製造、栽培の禁止、販売、授与、販売や授与目的での所持の禁止、販売や授与目的の広告の禁止を定め、使用者側には所持、購入、譲り受け、使用を禁止した。
（月刊「ガバナンス」2014年12月号・DATA BANK2014）
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