政治から読み解く【経済と日本株】民進：特区での獣医学部新設で満たすべき4条件をクリアしているのか？ 株式会社フィスコ 2017年6月5日
報道によると、5日の衆院決算行政監視委員会で2014年度決算、15年度決算に関する総括質疑が行われ、民進党の青柳議員が、「行政監視として、政策の優先順位が間違っていないか、政策や制度・運用がゆがめられていないか、そして何よりも、国民の税金の使い道が適正なのか、きちんとチェックしていかなければならない」と指摘し、国家戦略特区による加計学園の獣医学部新設問題について質問した。
青柳議員は特区での獣医学部新設で満たすべき4条件、既存の獣医師養成でない構想が具体化し、ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき具体的な需要が明らかになり、既存の大学・学部では対応困難な場合、近年の獣医師需要動向も考慮しつつ、全国的見地から検討する、の条件をクリアしているのか自民・山本大臣に尋ねた。
山本大臣は、「当然クリアしている」と述べたが、具体的な需要について的外れの答弁を展開した。青柳議員は安倍首相に対しても同様の質問を投げかけたが、自身が関与していないことを主張し、具体的な答弁を避けた。
＜MK＞
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