トップ
   >   記事
   >   フィスコ
   >   英国で中国人観光客が「カモ」に、百貨店などガイドにキックバック
英国で中国人観光客が「カモ」に、百貨店などガイドにキックバック 株式会社フィスコ 2017年2月28日
英国の百貨店や高級ブランド店の一部が中国人観光客を取り込むために、観光ガイドにバックマージンを渡しているようだ。ガイドの取り分は10%。トップクラスのガイドになると、年間の収入は25万ポンド(約3500万円)にも達するという。参考消息網が26日付で伝えた。
これらのガイドが中国人観光客を連れて行くのは、有名百貨店や高級ブランド店などだ。ネックレスや腕時計などを買わせ、その購入額の10%をマージンとして受け取るのだという。
店とガイドのこうした関係は、観光客が不利益を被った場合、「消費者保護法」などの関連規定に基づいて違反行為とみなされることがある。
英国当局の統計によると、2015年の中国人観光客1人当たりの消費額は2174ポンドと他国観光客の3.5倍にも上る。中国人観光客全体で見ると、消費額は5億8600万ポンドで9番目の大きさだった。
【亜州IR】
<ZN>
- 関連記事
- 中国人観光客パワー健在、春節に172ヶ国で1.6兆円 日本は2番人気 嗜好に気になる変化も
- 中国人の海外旅行先ますます遠方に、女性が主役へ
- 2017年以降はどうなの!? インバウンド市場動向予測を発表
- 逆効果? ドコモの「トイレの使い方」動画が海外で話題も…“日本の奇妙さを世界に教える”
- 満足度を上げる!訪日外国人が求める情報とは?
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。