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中国:元安でも「海外旅行熱」冷めず、春節連休は過去最多600万人か 株式会社フィスコ 2016年12月27日
旅行予約サイトの携程旅游がこのほど発表した「中国人の海外渡航と人民元の為替変動に関するリポート」によると、同国では依然として海外旅行熱が続いている。元安が一段と進んでも、熱が冷める事態には至らない見込みという。中国青年報が伝えた。
中国公民による2015年の海外旅行は、前年比9.0%増の延べ1億2000万人。旅行消費額は同16.6%増の1045億米ドル(約12兆2500億円)を記録し、4年連続で世界一の海外旅行消費国となった。旅行熱はいまでも持続。2017年1月下旬からの春節(旧正月)連休には、海外旅行に出る人が過去最多の600万人に達する見通しだ。こうした人々による海外での消費額は、1000億人民元(約1兆6900億円)に上るとみられる。1人当たり1万5000人民元超で試算した。
16年の個人旅行で人気の行き先は、1位から順にタイ、韓国、日本、シンガポール、香港、米国、台湾、マレーシア、インドネシア、ベトナムの順。年内に日本を訪れる人は、ツアーも含めて概算で600万人、消費額は1000億人民元をそろって超える見込みだ。
【亜州IR】
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