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日立が中国省エネ・環境事業に注力、現地企業・大学と協業 株式会社フィスコ 2016年11月29日
日立製作所<6501>は28日、省エネ・環境保護、電力、ICT、スマート製造などの分野で中国の企業・大学などと協業していく方針を明らかにした。例えば省エネ分野では、中国能源建設(3996/HK)傘下の湖南省電力設計院と連携し、中国でのコージェネレーションシステム導入事業を推進していく。
このほか、清華大学とは「グリーンICT」の共同研究を推進する。両者はすでに連合実験室を設置し、環境負荷の低減に貢献する情報技術「グリーンICT」の研究を進めているが、今後は環境調和型IT技術、ビッグデータ解析、IoTなどに関する共同研究を通じ、環境負荷の低減に貢献していきたい考えだ。また、華南理工大学とはスマート製造に関する共同研究を実施している。
一連の協業方針は、26日に北京で開催された「第10回 日中省エネルギー・環境総合フォーラム」で調印したもの。今回の調印を機に、日立は中国企業や大学との協業をさらに加速させるとともに、中国における社会課題の解決や持続可能な発展に貢献していく方針だ。
【亜州IR】
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