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輸出に占める中国のシェアが拡大、15年は14.6%に上昇 株式会社フィスコ 2016年9月7日
国際通貨基金(IMF)が発表した最新リポートによると、2015年の全世界の輸出に占める中国の割合は14年の12.9%から14.6%まで拡大したという。これは世界トップの座を維持したほか、1980年の統計が始まってから最高の割合を記録している。
ただ、出生率の低下や年2ケタの賃上げなどを受け、これまで安価な労働力で強みを持っている中国の輸出産業が伸び悩んでいると指摘された。中国は2025年にもルイスの転換点を迎えると予測され、これからの中国経済が日本型に似てくると指摘された。
なお、1990-2012年の中国の輸出増加率は平均で17%だった。中でも2001年の世界貿易機関(WTO)加入に伴い、増加ペースが一層に加速した。
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