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英新政権:中仏が手がける原発建設計画を延期、英労組が反発  株式会社フィスコ 2016年8月1日

中国広核集団(CGN)、中国核工業集団、フランス電力(EDF)のコンソーシアムが進めている英国での原子力発電所の建設計画が延期される予定だ。英国エネルギー省は28日、テリーザ・メイ新政権が原発建設の協議について、詳しく研究する必要があると発言した。

これに対し、英国労働組合(GMB)は、原発計画の延長が英国経済と雇用環境に悪影響をもたらすとの見方を示し、これが英国経済をさらに減速させるとの懸念を示した。

公表された資料によると、英当局は南西部のヒンクリー・ポイントで原発を建設する計画だという。原発の建設は英国にとって20年ぶりとなり、2023年の運用開始(予定)後は、英国全土の7%の電力需要を供給できるとみられている。また、2025年までに老朽化が進んでいる原発や、既存の火力発電所は閉鎖される見通しだ。

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