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政治から読み解く【経済と日本株】民進・蓮舫氏:安倍総理は隠さずに国民に公表すべきだ 株式会社フィスコ 2016年4月4日
民進・蓮舫氏「数兆円規模の損失と指摘される年金の株式運用実績を例年7月上旬に公表していたものを、今年は参議院選挙後に公表、と政府。株への投資比率を倍にした結果、リスクも大きくなった。安倍総理は良い時は自画自賛するが、隠さずに国民に公表すべきだ」とツイート。(4/4)
今年3月末の日経平均株価は16758.67円で昨年末は19033.71円、TOPIXは今年3月末が1347.20、昨年末は1547.30だった。昨年末との比較で株価指数はいずれも10%以上下落しており、今年1-3月期は株式投資にとって厳しい状況だった。一方、GPIFが運用残高を減らしている日本国債の利回り水準は全般的に低下(相場は上昇)した。GPIFの運用状況の良し悪しを短期間で判断することは妥当ではないが、評価損が生じていることは疑いない。運用結果の公表を意図的に遅らせることは、蓮舫氏の批判を待つまでもなく望ましいことではない。
<MK>
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