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政治から読み解く【経済と日本株】:佐藤正久氏「ヨルダンも非常に厳しい立場」 株式会社フィスコ 2015年1月27日
参議院議員の佐藤正久氏が「ヨルダンも非常に厳しい立場だ。後藤氏を助ける為に、ヨルダンで惨劇テロを起こした仲間のザジーダ釈放するということは、イスラム国に拘束されているヨルダンのムアーズ中尉とザジーダとの交換釈放の可能性がなくなることを意味する。ヨルダン国民の命より日本国民の命を優先することは極めて困難」とツイートしている(25日時点)。
ヨルダンでは中山泰秀外務副大臣がヨルダン政府と人質交換の交渉に当たっている。昨日まではヨルダン国王は明言を避けていたが、さきほど、一部報道で「ヨルダン政府、後藤氏とヨルダン軍パイロットの一括解放を要求」と報じられた。
ヨルダン下院のバッサム・マナシール外交委員長とアリ・バニアタ・ヨルダン日本友好議員連盟会長が「ヨルダン軍パイロットのモアズ・カサスベ中尉も含めた形の解決であれば、ザジーダ死刑囚の釈放に応じる可能性があること」を示唆したもよう。詳細はまだ伝わっていないが、厳しい状況ながら人質交換の交渉が進展する可能性がでてきたこととなる。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。