政治から読み解く【経済と日本株】:堀部やすし氏「このままなら「追加の追加緩和」も検討」  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

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政治から読み解く【経済と日本株】:堀部やすし氏「このままなら「追加の追加緩和」も検討」  株式会社フィスコ 2014年12月18日

前杉並区議会議員の堀部やすし氏が「原油価格が大幅に下落しています。この傾向が続けば、物価上昇は多少マイルドになるかもしれませんね。ただし、そうなるとアベノミクス(2年で2%の物価上昇)の実現は困難に。残りは数ヶ月です。このままなら「追加の追加緩和」も検討されるのでしょうか。もう目標変更すべきと思うのですが。」とツイートしている。

原油価格低下によって世界のマネーは大きく動いており、今のところはロシアを始めマイナスの影響が際立っている。原油価格低下はガソリン低下など燃料コストの減少につながることで、企業や個人にとって本来はプラスに働く。政府要人が頻繁に使用する「急ピッチ」な動きがマネーの動きを一方向に加速させているのだろう。

ちなみに、本日から明日の昼にかけて日銀金融政策決定会合が開催されている。市場コンセンサスは「金融政策の現状維持」だが、15時30分から開催される黒田日銀総裁の記者会見では、堀部氏指摘の物価上昇率、ETF買入、原油価格低下による足元の世界経済の混乱などに対するコメントに関心が集まっている。消費再増税先送りを受けて、衆議院選挙の結果に関する質問に対する内容も注目か。

<MT>

株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。