政治から読み解く【経済と日本株】：安倍首相「アベノミクスをさらに前進せよ！」との声 株式会社フィスコ 2014年12月16日
安倍首相が「「アベノミクスをさらに前進せよ！」との声を、国民の皆さまから頂くことが出来ました。悪天候の中、投票所に足を運び、与党に投票いただいた皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。291議席。その責任の重さをかみしめ、自公の強固な連立のもと、しっかりと政策を前に進めていきます」と15日夕方にツイートしている。
衆議院選挙の結果、自民・公明両党は公示前の議席数をやや下回ったものの、衆議院議席の3分の2（317議席）を超える326議席を獲得した。数字だけで判断すれば政権与党の圧勝という結果と言えよう。とはいえ、日経平均は昨日から下げ足を早めており本日は17000円台を一気に割り込んでいる。
下落の直接的な要因は、原油価格低下によるロシア情勢への懸念及び、米国金利引き上げ時期を巡る新興国からの資金流出などが挙げられる。選挙結果が事前の想定を上回る内容となっても、こうした外部環境の悪化が影響して日経平均は下げていたと見られる。週後半には新しい政策の骨子が伝わる見通しからそこまでは我慢との見方も。
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