政治から読み解く【経済と日本株】：小池晃氏「アベノミクスの破たん明らか」 株式会社フィスコ 2014年11月17日
参議院議員の小池晃氏は、7-9月期GDP速報値が2期連続でマイナスとなったことに対して、「アベノミクスの破たん明らか。「増税不況」を引き起こしたのは自公民の3党合意。総選挙で審判を！消費税再増税は「先送り実施」でなくきっぱり中止せよ！」とツイートしている。
寄り前に発表された7-9月期GDP速報値は前期比年率換算で-1.6％と市場予想（同+2.2％）を大きく下振れる内容となった。この結果を本田内閣官房参与は「ショッキング」とコメント。東京市場では株売り、円高が進行しており週初から荒い値動きとなっている。
想定外に上振れると市場では「消費再増税先送り」が回避されるのではないかとの懸念があったものの、結果として2期連続のマイナスでリセッション入りの声も上がる内容となった。あまりの数字の悪さから、「選挙では野党がアベノミクスへの批判を強めるのでは？」との懸念が浮上。解散後「政権与党の優位性は変わらずに政策実行力が強まる」との観測で思惑先行となっていただけに、ショッキングな数字に東京市場は売り優勢で17000円台を割り込む格好に。
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