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政治から読み解く【経済と日本株】:逢沢一郎氏「もしスコットランドが独立したら」 株式会社フィスコ 2014年9月12日
衆議院議員の逢沢一郎氏が「もしスコットランドが独立したら。まず英国の地位が下がる。経済金融、外交・安全保障全てに渡って。ポンド下落。スコットランドにある英国海軍原潜基地を移転させる必要が出る。NATOに打撃。スペインのカタルーニャ地方など、独立運動が盛り上がる可能性も。EUも警戒している。」とツイートしている。
18日に実施されるスコットランドの独立を問う住民投票に世界の注目が集まっている。スコットランドに本拠地を置く英銀行大手のRBS(ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)は独立が決定した場合はイングランドに会社基盤を移すことを検討しているもよう。移転に関するコスト発生は業績へのマイナスのインパクトとなる。
また、以前より独立運動が活発だったスペインのバスク自治州やカタルーニャ州では、スコットランドの結果次第では一気に独立の気運が高まる可能性もある。ノーベル平和賞を受賞したEUを中心にまとまりつつある欧州情勢は、来週大きな転換点を迎えるかもしれない。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。