政治から読み解く【経済と日本株】：野々上愛氏「抗議の声は届いているのでしょうか？」 株式会社フィスコ 2014年7月1日
高槻市会議員の野々上愛氏が「集団的自衛権行使容認の閣議決定のニュースが流れています。連日国会周囲を包囲している抗議の声は届いているのでしょうか。国会まで行けない人も全国各地で声を上げ続けています。高槻では、今日も18時～JR高槻駅前で市民のみなさんとの街頭アピールを行ないます。」とツイートしている。
野々上氏のほかにも多くの国会議員や市会議員が、集団的自衛権の行使容認閣議決定に否定的なコメントを発している。政府は本日夕方の臨時閣議で一定の要件を満たせば可能となる憲法解釈変更を決定するとのこと。安倍首相は臨時閣議終了後、国民に向けて記者会見を開き国民に理解を求めるとしている。
集団的自衛権の行使容認の閣議決定に関しては、市場で材料視する動きはほとんど見られない。ただ、先日発表した新しい成長戦略などへの実行力を疑問視する声はちらほら聞かれる。経済優先の安倍政権の方向性が大きくぶれることで海外の投資家が日本株への投資を手控える可能性はあろう。
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