トップ
   >   記事
   >   フィスコ
   >   政治から読み解く【経済と日本株】:首相官邸「18時30分をめどに安倍総理の記者会見を実施」
政治から読み解く【経済と日本株】:首相官邸「18時30分をめどに安倍総理の記者会見を実施」 株式会社フィスコ 2014年6月24日
首相官邸が「お知らせ、本日18時30分をめどに、安倍総理が記者会見を行います。」とツイートしている。
本日の夕方に開催される臨時閣議において、経済財政運営の基本方針(骨太の方針)、成長戦略、規制改革実施計画をそれぞれ決定するもよう。その後、安倍首相が内容を発表するわけだが、昨年のような取引時間中の発表は回避された格好だ。
昨年6月5日の11時、安倍首相はアベノミクス第3の矢である成長戦略を発表した。発表終了後の東京市場では、失望売りが加速して日経平均が600円超の急落となった。今回、定例閣議ではなく臨時閣議となったことで取引時間中の発表とならなかったが、市場では「昨年のトラウマが少なからず影響したのではないか」との声も聞かれる。
今回の内容に関しては既に市場に伝わっているものの、農業、雇用、医療の岩盤規制に関してはそれなりの対応を進めているとのことから、極端な失望売りにつながらないとの指摘が多い。むしろ海外投資家の関心が最も高い法人減税を実施する(スケジュール面での不安はあるが)ことで売りは限定的となる可能性も。 <MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。