政治から読み解く【経済と日本株】：維新今井氏「飽きられたアベノミクス」 株式会社フィスコ 2014年5月9日
日本維新の会の今井雅人衆議院議員が、「それにしても、昨日の日経平均はよく下がりました。他の市場に比べて、下がり方が際立っています。アベノミクスにみんな飽きているということがよくわかります。もうアベノミクスという言葉は使わないほうがいいのではないでしょうか。」とツイートしている。
昨日、GW明けの東京市場で日経平均は先週末比400円超の大幅下落でスタートしたが、本日は何とか反発で取引を終えた。市場ではウクライナ情勢の緊迫化などが下げ材料と言われているが、日本株の下げは世界のなかでも突出している。
安倍首相が欧州歴訪から帰国したが、市場では首相のトップセールスで目立った功績が上がらなかったこともマイナス材料とされたもよう。アベノミクスへの期待感は高いが市場を含め国民のハードルは非常に高くなっており、ポジティブサプライズを引き出すのは至難の業となっている。そろそろ市場を満足させるだけの実行力を示さなければ海外投資家の日本株離れは止まらないとの見方。
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