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政治から読み解く【経済と日本株】:自民西村氏「消費増税を乗り越えて成長軌道へ」 株式会社フィスコ 2014年2月21日
関連ワード : 消費税
自民党の西村康稔衆議院議員が、「夕方(20日)には経済財政諮問会議。日銀から金融政策と金融市場の動向について説明。また法人税引き下げの議論も開始。消費税増税を乗り越えて成長軌道に乗っていくように全力。」とツイートしている。
成長戦略と並んで海外投資家が注目しているのが法人税減税だ。1月下旬にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会で、安倍首相は抵抗が強い「岩盤規制」について「向こう2年間、いかなる既得権益といえども私の『ドリル』から無傷でいられない」と、国家戦略特区などを突破口に集中改革すると表明。また、「本年、さらなる法人税改革に着手する」との国際公約も行なった。
現在35%程度の税率をアジア主要国並の25%程度まで引き下げるというのが、今議論のポイントとなっている。麻生財務大臣は否定的なコメントを発していることで、麻生財務大臣対安倍首相といった構図に。足元では「法人減税でも税収は増加」といった議論が進んでいるようだが、海外投資家の動向を横目に睨んだ「待った無し」の状況となっている。4月の消費増税が目前に迫るなか、海外投資家の期待を裏切ることができない安倍首相はどういった答えを出すのかが注目される。 <MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
関連ワード : 消費税