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政治から読み解く【経済と日本株】:維新の会田沼氏「やはり審議が不十分な証し」  株式会社フィスコ 2013年12月6日

関連ワード : 安全保障 法律 田沼隆志 

日本維新の会の田沼隆志衆議院議員は、「やっと第三者機関について、維新が求めていた3条委員会の答弁が来た。ここまで粘らないと答えないというのは、やはり審議が不十分なまさに証し。ここまで中途半端なのに強行採決するのか、理解に苦しむ…」とツイートしている。

安全保障に関する機密情報の漏えいを防ぐ「特定秘密保護法案」は、本日参議院国家安全保障特別委員会で採決され、自民・公明両党の与党賛成で可決。夜に再開される参議院本会議で可決・成立する見通しとなった。田沼氏だけではなく非常に多くの国会議員が「特定秘密保護法案」に関するツイートを残している。

久しぶりに民主党など野党議員が声を大にしている姿を目にした気がする。明日までの今国会会期中に何とか成立するとのことだが、安倍首相は今国会を「成長戦略実行国会」と位置付けていたが、足元は「特定秘密保護法案成立国会」となっている。

日経平均は昨日から大幅続落となっているが、期待していた成長戦略が空振りに終わるとの懸念が海外勢の売りを誘っているかもしれない。先物市場では来週末のメジャーSQを控えていることから、ただでさえ思惑的な売買交錯で乱高下しやすい。裁定解消の動きが強まれば指数の一段安の可能性もあろう。 <MT>

株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
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