トップ
   >   記事
   >   フィスコ
   >   中国:10月の鉄鋼業PMIは2カ月連続で50割れ、繁忙期にもかかわらず苦戦続く
中国:10月の鉄鋼業PMIは2カ月連続で50割れ、繁忙期にもかかわらず苦戦続く 株式会社フィスコ 2013年11月5日
中国の鉄鋼業界が引き続き苦戦している。中国物流購買連合会の鉄鋼物流専門委員会が発表した鉄鋼業界の10月の購買担当者景気指数(PMI)は47.5となり、前月の49.2から低下。2カ月連続で好不況の節目となる50を下回った。9、10月は例年繁忙期に当たるが、今年は需要の低迷と価格の下落が続いている。
厳しい経営環境の中で鉄鋼メーカーの生産意欲が低下しているほか、中国政府による環境汚染対策の強化が、生産量の伸び鈍化につながっているようだ。また、需要の弱さも続いており、鉄鋼業PMIのうち新規受注指数は46.8と、前月の49.2から一段と低下した。 <NT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。