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(中国)人民銀の金準備高:公表データの2.5倍も、通貨戦争に備え=外国メディア 株式会社フィスコ 2013年10月29日
外国メディアによると、中国人民銀行(中央銀行)が保有する金準備高は2009年4月に公表した1054トンの2.5倍になる可能性が高いという。香港から中国本土への金輸出量で計算すると、中国本土が保有する金準備高は5086トンに達しているとみられている。工業や装飾品などを除き、人民銀の金準備高は約2710トンになると試算されている。
また、金相場の下落に伴い、人民銀が今年の金準備を昨年の380トンから622トンに拡大するほか、来年に今年以上の金備蓄を実施すると予測されている。
人民銀による金準備の増加について、米ドルに対する不信感や世界の通貨戦争が勃発した時の準備だと分析されている。また、金相場の急騰を避けるため、実際の準備量を秘密にしているとみられている。<ZN>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。