[福島]富岡町長選が告示 新人2人の戦い、町外にも投票所設置で25日投票 (2021/7/15 政治山)
任期満了に伴う富岡町長選(福島県)は15日告示され、いずれも無所属の新人で、元会社員の藤沢道徳氏(54)、元町議の山本育男氏(62)の2人が立候補しました。
同町は、東京電力福島第一原発の事故の影響で、いまだに町内の一部が帰還困難区域に指定されており、町外で暮らす有権者に対応するため、通常5日の選挙期間を10日間に延長。投票は25日で、即日開票されます。
前回(2017年)の同町長選は、現職の宮本皓一氏(70)、新人で元町議の山本育男氏(58)の無所属2人が立候補。宮本氏が3025票を獲得して、再選を果たしました(党派と年齢は選挙時)。投票率は52.02%でした。
25日の投票日は、午前7時から富岡町役場のほか郡山市1カ所、いわき市2カ所の計4カ所に投票所を設置(富岡町役場は午後7時まで、そのほかは午後6時まで)。期日前投票所は富岡町、郡山市、いわき市、三春町、大玉村に計7カ所設けられ、いずれの投票所でも投票できます(投票できる期間・時間は期日前投票所によって異なる)。また25日には、復興公営住宅と投票所間の送迎バスも運行されます。詳しくは富岡町のホームページをご覧ください。
14日現在の選挙人名簿登録者数は1万849人です(富岡町選挙管理委員会調べ)。
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