[鹿児島]肝付町長選、現職の永野氏が4選 (2021/7/11 政治山)
任期満了に伴う肝付町長選(鹿児島県)は11日投開票され、無所属現職の永野和行氏(70)が5036票(得票率73.7%)を獲得し、いずれも無所属の新人で、代表取締役の中村えい子氏(62)と農業の平野利昭氏(73)を退けて、4選を果たしました。
永野氏は肝付町出身、鹿児島県農業講習所卒。旧高山町役場(合併後は肝付町)に勤務し、企画課長、肝属合併協議会事務局長、農林水産課長などを務めました。2009年肝付町長選に初当選、4期目の任期は7月31日から4年間です。
当日有権者数は1万2392人。投票率は前回(2017年)を16.08ポイント下回る55.92%でした。
肝付町は、2015(平成27)年の国勢調査によると、総人口は1万5664人で、人口増減率がマイナス8.72%、平均年齢は53.87歳で全国1481位、県内37位です。総務省の「地方財政状況調査」(2019年)では、予算規模は歳入が121億1700万円、歳出が117億6067万円です。
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