[徳島]三好市長選、高井氏が新人の一騎討ちを制して初当選 (2021/7/11 政治山)
任期満了に伴う三好市長選(徳島県)は11日投開票され、無所属の新人で元徳島県議の高井美穂氏(49)が1万704票(得票率92.4%)を獲得し、無所属の新人で飲食業の小島美江子氏(72)を大差で破って初当選しました。
高井氏は旧三野町(現・三好市)生まれ、早稲田大学第一文学部卒。ダイエー勤務を経て、2003年衆院選に初当選、3期目には野田第1次・第2次改造内閣で文部科学副大臣を務めました。2015年徳島県議選に当選、2期目の途中で今回の市長選に立候補しました。任期は7月24日から4年間です。
同日には議員の死去に伴う市議補選(欠員1)も投開票され、無所属の新人で会社員の徳川一広氏(40)が、共産の元職と無所属の新人を破って初当選しました。
当日有権者数は2万1556人。市長選の投票率は前回(2017年)を8.21ポイント下回る54.84%でした。
三好市は、2015(平成27)年の国勢調査によると、総人口は2万6836人で、人口増減率がマイナス10.4%、平均年齢は55.65歳で全国1602位、県内16位です。総務省の「地方財政状況調査」(2019年)では、予算規模は歳入が251億8639万円、歳出が239億9722万円です。
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