美作市の出直し市長選、前職の萩原氏が3選 (2020/8/2 政治山)
前市長の辞職に伴う美作市長選(岡山県)は2日投開票され、無所属前職の萩原誠司氏(64)が7729票(得票率52.1%)を獲得し、無所属新人で元市議の安東章治氏(61)を退けて、3選を果たしました。萩原氏は市議会で教育長の人事案が否決されたことを受けて辞職し、出直し選挙が行われました。
萩原氏は岡山県西粟倉村生まれ、東大教養学部卒。旧通商産業省入省、大臣官房人事企画官、通商政策局APEC室長、機械情報産業局情報政策企画室長などを歴任。岡山市長を2期6年、衆院議員を1期4年務めました。2014年美作市長選に初当選、任期は自らの2期目の残り期間で、2022年3月29日までです。
また同日には議員の死去に伴う市議補選(欠員1)も投開票され、無所属新人で農業の西山正志氏(68)が初当選しました。
当日有権者数は2万3207人。投票率は市長選が前回(2018年)を0.81ポイント下回る64.88%、市議補選が64.85%でした。
美作市は、2015(平成27)年の国勢調査によると、総人口は2万7977人で、人口増減率がマイナス8.27%、平均年齢は53.29歳で全国1416位、県内24位です。総務省の「地方財政状況調査」(2018年)では、予算規模は歳入が214億5633万円、歳出が202億3120万円です。
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