小山市長選、新人の浅野氏が現職を破り初当選 (2020/7/6 政治山)
任期満了に伴う小山市長選(栃木県)は5日投開票され、無所属新人で弁護士の浅野正富氏(63)が3万3060票(得票率55.8%)を獲得し、6選を目指した無所属現職の大久保寿夫氏(71)=自民、公明推薦=を破って初当選しました。
浅野氏は早大法学部卒、1988年に弁護士登録。法律事務所を開設するほか、宇都宮大農学部非常勤講師、NPO法人事務局長などを務めました。任期は7月31日から4年間です。
当日有権者数は13万3492人。投票率は前回(2016年)を9.83ポイント上回る44.72%でした。
小山市は、2015(平成27)年の国勢調査によると、総人口は16万6760人で、人口増減率がプラス1.4%、平均年齢は44.42歳で全国176位、県内2位です。総務省の「地方財政状況調査」(2018年)では、予算規模は歳入が583億7653万円、歳出が567億4197万円です。