大阪府知事選が告示 新人2人の一騎討ち、維新vs反維新の構図に (2019/3/22 政治山)
松井一郎前知事の辞職に伴う大阪府知事選(大阪府)は21日告示され、無所属新人で元大阪府副知事の小西禎一氏(64)と、大阪維新の会の新人で前大阪市長の吉村洋文氏(43)の2人が立候補しました。
府知事選を巡っては、大阪維新の会が掲げる「大阪都構想」を進展させるためとして、任期途中の松井前知事と吉村氏が辞職。市長だった吉村氏が府知事選に、知事だった松井氏が市長選に立候補するダブルクロス選に打って出ました。一方、都構想に異を唱える自民は、副知事を務めた小西氏を擁立。維新と決裂した公明は小西氏を推薦、立憲や共産も小西氏を支援し、維新vs反維新の構図となりました。
前回(2015年)の同知事選は、大阪維新の会が公認する現職の松井一郎氏(51)、無所属新人で元大阪府議の栗原貴子氏(53)、無所属新人で翻訳業の美馬幸則氏(65)の3人が立候補。松井氏が202万5387票を獲得して、当選しました(党派と年齢は選挙時)。投票率は45.47%でした。
29日に告示される府議選とともに、4月7日投開票されます。20日現在の選挙人名簿登録者数は732万4147人です(大阪府選挙管理委員会調べ)。
- 関連記事
- 大阪府知事選挙(2019年4月7日投票)候補者一覧
- 前回の大阪府知事選挙(2015年11月22日投票)結果
- 大阪府の人口・財政・選挙・議員報酬
- 奈良県知事選が告示 現新3人の争い
- 鳥取県知事選が告示 現新3人が立候補、4月7日投票