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日本経済の中心地・東京都中央区長選挙、「確かな明日を創る会」がおくる中央区民の【住みやすいまち】調査 (2015/4/10)
近年、中央区へ転入される住民が増え、伝統的な町並みの中にもタワーマンションの建設ラッシュに沸く。2020年オリンピック・パラリンピックの開催が決まり、臨海部(晴海、月島、勝どき)にも、選手村が建設されている。そんな中で行われる中央区長選挙は、保守系立候補者が林立して、政党色が見えにくい形となった。日本共産党は独自候補を擁立し、市町村区首長として最も長い現職区長に、区議会出身の2人が挑む形となっている。
既成政党の支持基盤が弱く混戦が予想される
前回の選挙(2014年12月)、第47回衆議院議員総選挙の影響をうけて、日本共産党の勢いの影響があり、格差社会の是正、社会福祉の充実に、有権者や区民は関心が高い。
一方、支持政党なし(49.1%)の多さは、近年の傾向にあり、政党に関して、決めかねている区民が多い結果となった。自民党の支持も4分の1程度に留まり、混戦が予想される。
区民の暮らしに満足はあるのか!?
昨年の地方議員の問題に影響され、「区長や議員の活動」の満足が5.1%と最も低く、規律ある地方議会の在り方が問われている。好立地にある中央区だけに、「暮らしの利便性や快適度」は満足・やや満足を併せてポイントが高く、一方、移り住む新住民の若い世代には、出産・子育ての厳しい現実(支援体制への不満)が「満足」11.6%と下げた結果となった。
知名度では現職強し・他候補追い上げ浸透をはかる!?
抜群の知名度とされてきた矢田美英氏は、74歳での再選に票を固められていない様子がグラフに出た。14万人近くの人口において、6%であれば、本選挙の混戦は予想される。
前区議立候補者も分かれた。自民党推薦で都議等の支援が豊富な今野弘美氏は、圧倒的な組織票にも関わらず善戦できていない。今回、自民党ではなく、無所属ながら、庶民感覚で選挙を戦う、高橋伸治氏の浸透度が弱く、既存政党に後退を余儀なくされている。
東京都内の住み方を変える新住民の動き
区長選挙の争点は、中央区に移り住む方々によって、世代、家族構成、収入、地域で、重要課題が別れる形となった。医療・介護の問題は、介護する側の年代に関心が高い形で、35.6%を獲得している。区役所内には経済支援部門の脆弱さもあってか、景気・雇用(33.8%)も関心が高い。まちの安全・安心の満足が高いにも関わらず、「防犯・防災」が31.5%となり、臨海部(晴海、月島、勝どき)の大震災対策、タワーマンションの避難問題(東日本大震災の佃島等)への対応が十分とは言えない現状もあると見ている。
次のリーダーを選ぶのは政策か人柄か実績か
候補者の主張や政策が最大ポイントとなる中、2020年以後の施策について、開発型を主張する候補(2候補)とオリンピックレガシーを基調とする候補(1候補)、さらにイベントよりも福祉政策に関心がある候補(1候補)が政策として分かれている。一方、候補者のイメージは現職が有利であるものの、政策実績等では、主張しきれていない点が、今回、イメージ・人柄の2倍以上のポイントとなり「候補者の主張や政策」50.5%という結果となった。
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<調査概要>
【調査対象】東京都中央区有権者の男女
【回答者数】216
【調査方法】インターネットリサーチ
【実施期間】2015年3月27日~3月29日
【調査実施機関】確かな明日を創る会(確認団体)
<実施団体概要>
確かな明日を創る会 団体代表 竹内進
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-18-5
株式会社ビートゥニジュウイチ内
TEL 03-3667-8855 FAX 03-3667-7300
【記事文責】牧野/高橋
【取材協力】上杉隆
【URL】http://www.takahashishinji.com/