【沖縄県知事選】仲井真氏が立候補を正式表明! ネット選挙ドットコム 2014年8月11日
自民党県連は支援決定、党本部は慎重
沖縄県の仲井真弘多(なかいまひろかず)知事(74)は7日午後、11月16日投開票の県知事選に立候補することを正式に表明した。
那覇市内での記者会見を前に、仲井真氏は6日、首相官邸で安倍晋三首相と会談し、県知事選の出馬について、正式表明する考えを伝えていたようだ。これにより、同氏は沖縄県知事3期目を目指すこととなる。
知事選をめぐっては、自民党県連は仲井真氏への支援を決定。党本部は結論を先送りし、慎重な姿勢を見せている。
辺野古移設が争点に
知事選は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設が最大の争点となる見通しだ。仲井真氏は移設を進める立場から、移設の進展による基地負担の軽減などを訴えていく意向を示した。
これまでに、元郵政改革相の下地幹郎氏(52)が立候補を表明しており、辺野古移設に関しては、県民投票によって決定する計画を明らかにした。
その他には、元自民県連幹事長の翁長雄志(おながたけし)那覇市長(63)が出馬する意思を示している。翁長氏は移設には反対の立場。また、保守系である翁長氏は社民、共産などの野党陣営や那覇市議会の保守系会派などから支援を受ける方向で調整していることも分かった。
8日午前には、経済界有志の同志会が翁長氏に県知事選への出馬を要請。同氏は、申し入れを受けとめ、出馬する方向性で進めていく考えを改めて示した。
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