【選挙】都知事選、舛添要一氏が勝利!投票率は46.14%で過去3番目の低さ ネット選挙ドットコム 2014年2月12日
猪瀬直樹前知事の辞職に伴う東京都知事選が9日に行われ、無所属で新人の舛添要一元厚生労働相(65)が初当選した。
選挙管理委員会の報告によると、舛添氏は211万2979票を獲得し、次点の宇都宮健児氏(98万2594票)に大差をつけて勝利した。細川護煕氏は95万6063票、田母神俊雄氏は61万865票、ネット選挙で注目を浴びた家入一真氏は8万8936票だった。
舛添氏は公式ブログで、「オリンピックを契機に東京を世界一の都市にすること、国政の経験を活かして、都政の実務に全力で取り組むこと」を表明。信任に対し感謝の意を表した。
投票率は46.14%と2012年の前回(62.60%)を大幅に下回り、過去3番目の低さだった。
舛添氏の勝因は、約46%という低い投票率のなか、自民党支持層や公明党支持層が、きっちりと舛添氏に投票し、支持層を固めたことにある。
また、産経新聞社の出口調査によると、投票の際に有権者が重視した政策は「少子高齢化・福祉」(32.7%)がトップで、その次が「景気と雇用」(23.4%)。「原発やエネルギー問題」に関心を示したのは20.9%。
舛添氏は、厚労相の経験や母親の介護体験などをアピールし、福祉を重視する都民の56.8%、景気重視派の60.0%から得票し、有権者の関心が高かった2大争点で他候補を圧倒したことが勝因と言えよう。
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