【海外】注目のバージニア・ニュージャージー州知事選の結果 ネット選挙ドットコム 2013年11月11日
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バージニア州知事選
バージニア州で5日、州知事選の投開票が行われ、民主党のテリー・マコーリフ氏(56)が勝利した。わずか得票率2%の差だった。同知事選で政権与党の候補が勝つのは約40年ぶりだ。
共和党の対立候補で州司法長官のケン・クチネリ氏(45)は、草の根保守運動「ティーパーティー」の支援を受けたが、共和党保守強硬派への逆風が響き、敗北した。
マコーリフ氏の選挙キャンペーンで重要な役割を担ったのが、ビル・クリントン元大統領とヒラリー・クリントン前国務長官である。マコーリフ氏は、クリントン夫妻の腹心で、資金面や応援演説など全面的な支援を受けた。特に、若年層や女性、黒人、ヒスパニック系らの票の獲得に力を入れ、勝利へと導いた。この選挙結果は、2016年の米大統領選挙に大きな影響を及ぼす可能性がある。
(画像はイメージです)Image:by Accretion Disc
ニュージャージー州知事選
同じく5日に行われたニュージャージー州知事選挙では、共和党で現職のクリス・クリスティー氏(51)が、民主党の対立候補バーバラ・ブオノ氏を大差で下し、再選を果たした。
クリスティー知事は、2016年の大統領選への出馬に意欲的とみられており、今回の圧勝を受けて、大統領選挙の共和党候補として、最有力となった。
▼外部リンク
シュピーゲル誌(Spiegel Online)
http://www.spiegel.de/politik/ausland/
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