【龍馬プロジェクトリレーコラム/当選する前・した後でココが変わった】
第15回 自治体から国へ~3つの変化~ (2013/6/28 杉田水脈/龍馬プロジェクト)
「地方から日本を変える」を合言葉に、日本全国の国会議員や地方議員などが超党派で集まった『龍馬プロジェクト』。政治山では、龍馬プロジェクトの思いに賛同した若手議員によるリレーコラムを連載しています。初当選した議員に聞く「当選する前・した後でココが変わった」の第6回は、衆議院議員で龍馬プロジェクト国会議員参与の杉田水脈氏に、当選後に変わったたくさんのことの中から3つ挙げていただきました。
◇ ◇ ◇
当選する前と後で変わったことは、
1. とにかく何でも貪欲に勉強するようになったこと。
2. 現場主義の大切さを再認識したこと。
3. とてもいいチームが持てたこと。
です。
まず1点目ですが、所属が内閣委員会になったことがきっかけです。内閣委員会は複数の省庁にまたがる法案を取り扱います。その分野は多岐にわたり、先週は「総合特区」を議論していたかと思うと、今週は「障害による差別を解消する法案」についての質疑という感じです。短いスパンで要点をとらえて理解、整理し、議論する力が求められます。日々努力あるのみです。
2点目ですが、法案を審議するに当たり、官僚、議員双方に「現場」の視点が抜け落ちているということを痛感します。これでは、いくらきれいな文言を並べて法案が成立したとしても、実際には何も動きません。その結果、国民の皆さんの生活に何も反映されず「国会は何をやっているんだ」「政治家なんて誰がやっても同じ」という批判につながります。自治体職員の経験を生かし、できるだけ現場に足を運び、「現場視点」で質問を組み立てるようにしています。現場で仕事をしている時以上に「現場主義」の大切さを実感しています。
最後になりますが、地元、東京どちらの事務所もとてもいいスタッフに囲まれ毎日充実しています。その存在が心の支えですし、結果「いい仕事」につながります。当選前は何事も1人でこなしていました。1人でできることには限界があります。結果、満足のいく活動になかなかつながりませんでした。「いよいよ解散総選挙!」となった時から、私の周りにチームができました。その人々に支えられ、みんなで一丸となって戦って勝ち取った「当選」でした。そのメンバーが今も地元の事務所を支えてくれています。
また、東京事務所の方も、とてもポテンシャルの高いお2人に入っていただけました。委員会で質問をする機会が新人議員にしては多いのですが、3人の知識、経験、人脈等をフル活用して作り上げます。とても刺激的な毎日です。結局は一番大事なのは「人と人とのつながり」なんだなあと、改めて感謝する日々です。
とにかく初心を忘れず、与えられた「国会議員」という役割を全うできるよう頑張ります。
- 著者プロフィール
- 杉田 水脈(すぎた みお):1967年4月22日生まれ。鳥取大学農学部林学科卒業後、民間企業を経て、西宮市職員(18年間)。公務員時代に、西宮スーパー公務員塾、ソーシャルアクションスクール(SAS)に関わる。2012年第46回衆議院議員選挙で、比例近畿で初当選。
WEBサイト:衆議院議員 杉田水脈(すぎたみお)公式webサイト
Facebook:mio.sugita.5
Twitter:miosugita
- 龍馬プロジェクト リレーコラム
- 第14回 当選して知った、言葉の重みと“政治の原点”の重要性(古川裕紀)
- 第13回 「責任」「具体性」「可能性」で道を切り開く(足立将一)
- 第12回 大きく変わった視点と自信と責任感(小野仁志)
- 龍馬プロジェクト リレーコラム一覧