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[用語解説]惜敗率

接戦度を示す指標「惜敗率」 (2017/10/20 政治山)

関連ワード : 惜敗率 用語解説 衆院選 衆院選2017 

 小選挙区において「落選した候補者の得票数」の「当選者の得票数」に対する割合のことを「惜敗率(せきはいりつ)」といいます。言い換えれば「惜敗率」は各選挙区において落選者の票数と当選者の票数がどれだけ接近したか、どの程度接戦だったかを示す指標とも言えます。

 比例代表において、小選挙区と重複して立候補した者が、名簿の同一順位に複数いる場合、この惜敗率の高い者から順に比例順位を決めます。

惜敗率の計算方法

 惜敗率は、小選挙区で落選した候補者の得票数を、同一選挙区での当選者の得票数で割って算出します。

惜敗率 = 当該候補者の得票数 ÷ 同一選挙区での当選者の得票数

【計算例】

候補者 得票数 当落 惜敗率の計算 惜敗率
A 40,000票
B 34,000票 34,000÷40,000 85.0%
C 20,000票 20,000÷40,000 50.0%
D 13,000票 13,000÷40,000 32.5%
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