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【地方議員座談会「当選1回議員」】

新人議員たちは、何を考え、どう行動しているのか5/6ページ(2012/06/05 政治山)

鈴木議員の座談会、Twitter、Facebook活用

神山  鈴木さんはアニュアルレポートの他にも「あやこcafe」という市民参加の座談会をやっていますが、あれは井上さんの真似ですか?(笑)

鈴木  井上さんの取り組みを参考にしました!

井上  私は「茶話会(さわかい)」というのをやってるんですが、それに鈴木さんも来ていただいて。鈴木さんの方がもっとおしゃれにやってますよ。参加者も多くて。

鈴木  「区政の見える化」ということで、日ごろ働いていてあまり政治に接する機会のない人をメーンターゲットにしています。ITの活用では、TwitterやFacebookを使ったり、ホームページに情報を集約して、視察に行ったときの報告書を載せたり……。これは神山さんもやってますよね?

神山  そうですね。同時期に同じことを考えていました。

鈴木  発信が上手な議員さんには、直接やり取りしてやり方を教えてもらったりしているので、横のつながりが若手議員のなかではできているんじゃないかと思います。「あやこcafe」もそうやって教えてもらって、始めました。

井上  私も、先輩の茶話会を参考にして始めたんですから。

神山  TwitterやFacebookの活用方法についてはどうですか。

鈴木  Twitterは「匿名制」のメディアなので、相手が誰かわからない人もいます。なので、広く自分のやっていることを発信しています。Facebookは「実名制」なので、基本は相手の顔やどのような人なのかががわかっている。知り合いも多くいるので、もうちょっと細かく踏み込んだ話をするようにしています。

 「あやこcafe」のような座談会に関わってもらう人には、議会での出来事や勉強会、視察の報告書などをもとに意見をもらっています。そうして、細かい政策提案に結びつく形で情報提供をしていければと思っています。

神山  皆さん、情報発信の仕方を工夫していますね。併せてFacebookの活用なども、これからの議員にとっては、特に重要になってくるのではないかと思います。

(次ページへつづく)

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