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年金情報流出事件でマイナンバー再検討を望む声が過半数 (2015/6/12 政治山)

 5月に日本年金機構のシステムから個人情報が流出する事件が発生し、6月1日に公表されました。政治山では6月2日から9日に、「公的組織の個人情報が流出する事件を受けて、どのように感じましたか?」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。

 最も多かったのは、「マイナンバー制度の導入を再検討してほしい」54.4%で、続いて「セキュリティを強固にしてほしい」20.8%、「同様の事件が起きたら罰則を重くしてほしい」18.4%、「利便性を高めるにはリスクは仕方がない」4.8%、「特に何も感じなかった」0.8%という結果でした。

 年金情報流出を巡っては、国会で集中審議を行うとともに、厚生労働省内に検証委員会を設置し、原因究明と再発防止策の検討が急がれますが、事件発覚後から各地で年金機構を名乗る不審電話の報告が相次いでいます。

 また今国会では、今年10月から国民に通知され、来年から運用が始まるマイナンバー(社会保障と税の共通番号)の利用範囲を広げる改正法案が衆院で可決されましたが、参院では今回の流出事件を受けて採決を先送りすることが決まっています。

政治山クリックリサーチ(2015年6月2日~6月9日実施)

回答数:125
調査期間:2015年6月2日~6月9日
調査方法:政治山クリックリサーチ(択一方式の簡易アンケートシステム)

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