新年のごあいさつ (2020/1/1 政治山)
明けましておめでとうございます
昨年は5月に新しい天皇陛下が即位され、元号は令和となりました。それに前後して4月に統一地方選挙、7月には参議院議員選挙が行われるなど、多くの選挙が実施されました1年でもありました。政治山では、各地の選挙管理委員会にもご協力いただき、そのすべての選挙情報を収集し、掲載することができました。改めて関係者の皆様に御礼申し上げます。
国内では安倍晋三首相の通算の在職日数が2887日(2019年11月20日時点)となり、憲政史上最長記録を更新し続けており、7月の参院選でも自公与党が改選議席の過半数を獲得しました(特集「参議院議員選挙2019」)。
しかし9月の内閣改造後は大臣の辞任が相次ぎ、その後は「桜を見る会」追及の対応に追われるなど、厳しい政権運営が続いています。
一方国外に目を向けると、日韓関係の悪化や米中関係の緊張、香港の民主化デモに英国のEU離脱など国家間・地域間の争いに加え、地球温暖化対策や個人情報の取扱など国境を超える課題も山積しており、安倍政権として、そして日本としてのかじ取りは難しさを増しています。
今年は7月に東京都知事選挙が行われ、その直後には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。政府はインバウンド(訪日外国人)を4000万人と見込んでいますが、多くの人が日本を知り、人や文化が触れ合う機会となることは間違いありません。どのようなメッセージを世界に発信するのか、そしてどのようなメッセージを受け取るのか、私たち一人ひとりの意識が問われる機会にもなりそうです。
国際的には1月に台湾の総統選があり、早ければ同月内にも英国のEU離脱が見込まれています。そして9月には香港の立法議会選、11月には米大統領選が予定されていますが、その間も国内では各地で地方議会や首長の選挙が行われています。
政治山では、引き続き一次情報に基づく正確な情報提供を心がけるとともに、社会課題や地域の取り組みについても幅広く情報を発信して参ります。昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。
2020(令和2)年 元旦
株式会社VOTE FOR(政治山)一同