新年のごあいさつ （2018/1/1 政治山）
謹んで新春のお慶びを申し上げます
昨年は政界が大きく揺れた一年でした。7月の都議選では小池百合子東京都知事率いる「都民ファーストの会」が大躍進して第一党となり、与党会派であった都議会自民党は惨敗を喫しました。それからわずか3カ月後の衆院選では同じく小池都知事が代表を務めた「希望の党」が235人の候補者を擁立したものの公示前の57議席を下回る50議席と大敗。一方、民進党から希望の党への合流に異を唱えた勢力が結集した「立憲民主党」は公示前の15議席から55議席へと躍進しました。結果、大枠として与野党の構図は変わらず、定数が10削減される中、自民党は284という圧倒的な議席数を維持して勝利を収めました。
当サイトにおいては、都議選ならびに衆院選時に選挙区ごとの候補者情報や各党の「重点政策・公約比較表」等を掲載し、多くの方にご覧いただきました。また、教育現場でも子どもたちに配布され主権者教育の授業に用いられるなど、ほんの少しですが政治を身近に感じていただくお手伝いができました。ご協力いただいた皆様とサイトをご利用いただいた皆様に、改めて御礼申し上げます。
今年は大きな選挙こそ予定されていませんが、2019年には統一地方選と参院選が行われます。統一地方選では都道府県および市区の議会議員選挙において選挙期間中に候補者が政策ビラ等を配布できるようになり、参院選では在外邦人のインターネット投票導入が検討されています。それらの準備や議論とともに、住民投票の頻発や議員のなり手不足など、政治と行政、そして有権者のかかわり方も問われる中、正しい情報を分かりやすく伝えるメディアの責任も増しつつあります。
政治山では、選挙情報に加えて社会課題や地域の取り組みについても幅広く情報を発信し、国民と政治の距離を縮める役割を果たして参ります。昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。
2018（平成30）年 元旦
